鋼材紹介

SS400

SS400は、SS材(一般構造用圧延鋼材)の中でも流通量が多く、代表的な材料です。
一般構造用圧延鋼材の材料記号は「SS(Structural Steel)」で表されSS材とも呼ばれており、数字は最低引張強さを表しています。

SC(S50C/S55C)

SC材の数字は材料に含まれる炭素(C)の量を現しています。0.08〜0.61%の炭素量です。
現在ではプレートの標準化などによって、S50CまたはS55Cのどちらかを使用することと統一されています。数値の高いものが残ったのは、炭素量が多い方が強いことが反映されたものと思われます。
炭素量が0.61%をこえると炭素工具鋼(SK材)となります。

SK3

SK3は、炭素工具鋼に属している鋼材で、C(炭素)、Si(ケイ素)、Mn(マンガン)という成分が鉄に含まれている「炭素鋼」のことでもあります。
金属を加工したり、切削を行うことに使用される機会が多くある鋼材です。

SKS3

SKS3は合金工具鋼であり、SK材をベースにクロム・タングステンを添加しています。
これにより「耐摩耗性」が向上しております。
また、熱処理をした場合「HRC58~63程度」の硬度が得られます。

SKD11

SKD11は、使用用途が広い合金工具鋼で金型の材料に多く使用されることがあります。そんなSKD11の特徴は、高い硬度と摩耗に耐える力が強い点です。これは、SKD11が精度や品質・面精度のバランスがよく、安定度の高い素材であるためです。
SDK11は、冷間金型用として使用される合金工具鋼です。冷間金型は、焼入れ後の変形が少ない特徴があり、摩擦に対する耐久性の高さが特徴のひとつです。

SKD61

SKD61とは、【JIS G 4404:2015 合金工具鋼鋼材】に規定されている、熱間金型用の合金鋼のことです。SKDの記号は、S:Steel(銅)、Kougu(工具)、Dies(金型)の意味を持ちます。
SKD61は、耐熱性や耐摩耗性などに優れていますが、加工性には乏しい特徴がある材料です。

SKH51

SKH51は、モリブデン系高速度工具鋼鋼材で。SKH50に比べると、タングステン量を増やし、モリブデン量を減らしたタイプです。用途も同様に、じん性が必要とされる一般切削のための工具に使われます。ISO規格ではHS6-5-2がこれに相当します。